三重県内21人が感染 伊賀3人・名張1人 103日ぶりに20人超

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 三重県は1月7日、伊賀市の男女3人と名張市の女性1人を含む県内男女21人(四日市市発表分7人含む)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週の同じ曜日と比べ21人増で、感染者は延べ1万4856人となった。県内の新規感染者が確認されるのは3日連続で、9月26日発表分(25人)以来、103日ぶりに20人を超えた。

 発表によると、感染者の市町別内訳は、四日市市7人、鈴鹿市6人、伊賀市3人、松阪市、熊野市各2人、名張市1人。7日時点の入院患者は前日より8人増えて20人、病床使用率は4・4%。

 伊賀市では県外に勤務する50代会社員男性が感染。濃厚接触者として同居家族の50代会社員女性1人と10代女子高校生の陽性も判明した。名張市では70代無職女性が感染。無症状で、感染経路や濃厚接触者は非公表。

 熊野市の60代福祉施設職員の女性と10歳未満の未就学女児は、4日に陽性となった県内に住む30代女性の濃厚接触者。福祉施設職員の女性は感染可能期間内の出勤がなく、新たな濃厚接触者は確認されていない。

 県は4日、居住地(市町)から特定された新規感染者への誹謗中傷の被害防止のため、居住地の公表を取りやめていたが、急激な感染拡大を受け再開した。