三重県は12月25日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の陽性者と同じ飛行機に乗っていたとして特定された濃厚接触者に、県内在住の9人が含まれていたと発表した。県内在住の濃厚接触者は24日までに80人が判明しており、計89人となった。
県によると、9人は今月20、21日に海外から成田、関西の各空港に到着した便を利用。オミクロン株陽性の同乗者が確認されたため、新たに濃厚接触者に特定された。空港検疫では陰性が確認されており、体調不良を訴えている人はいないという。
9人のうち4人が県内の宿泊療養施設に入所、4人は自宅待機、1人が検疫指定の宿泊施設に入所しているという。