三重県は12月24日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の陽性者と同じ飛行機に乗っていたとして特定された濃厚接触者に、県内在住の16人が含まれていたと発表した。県内在住の濃厚接触者は23日までに64人が判明しており、計80人となった。80人のうち7人は既に健康観察期間を終えている。
県によると、16人は今月19、20日に海外から成田、羽田、関西の各空港に到着した便を利用。オミクロン株陽性の同乗者が確認されたため、新たに濃厚接触者に特定された。空港検疫では陰性が確認されており、体調不良を訴えている人はいないという。
16人のうち8人が検疫指定の宿泊施設や県外の宿泊療養施設、7人が県内の宿泊療養施設に入所、1人は自宅で待機しているという。