四日市市は12月24日、新型コロナワクチンの3回目接種の集団接種について、来年1月19日から予約受け付けを開始すると発表した。まずは、2021年6月20日までに2回目接種を完了した人が対象となる。【記者会見でワクチン3回目接種について説明する森市長=四日市市諏訪町で】
使用するワクチンはモデルナ社製を予定。12月16日に追加接種用のワクチンとして薬事承認されたこと、国から示されているワクチン配分量の兼ね合いなどから使用することになった。ファイザー社製ワクチンは今後、国から示される入荷状況によって集団接種会場での使用を検討していくという。
予定されている会場は、1月下旬は中消防署中央分署(曽井町)、じばさん三重(安島)、イオンタウン四日市泊店。2月以降はヘルスプラザ(塩浜町)、中央緑地第2体育館(日永東)なども集団接種会場となる予定。
接種券は1月17日から発送開始で、同19日12時30分からウェブサイト、コールセンターで受け付けるが、これまでの予約状況などから、3回目接種はウェブ予約を中心とする。2月14日には2021年7月15日までに2回目接種を終えた人に接種券を発送するという。
また、ウェブでの予約が不慣れな人のため、市役所総合会館(諏訪町)の1階窓口で平日午前8時30分から午後5時15分まで、予約操作のサポートをする。他にも市内7か所のソフトバンクショップでもスマートフォンやタブレットでの申し込み操作のサポートを受けることが出来る。
市民の2回目接種のタイミングは市で把握しているため、会見で森智広市長は「枠自体を確保した上で接種券を送付するので、慌てず予約してほしい」と話していた。