三重県は12月23日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の陽性者と同じ飛行機に乗っていたとして特定された濃厚接触者に、県内在住の33人が含まれていたと発表した。県内在住の濃厚接触者は21日までに31人が判明しており、計64人となった。
県によると、33人は15日から19日の間にドバイ、フランクフルト、ロサンゼルスなどから成田、羽田、関西の各空港に到着した便を利用し、オミクロン株陽性の同乗者が確認されたため、新たに濃厚接触者として特定された。
現在のところ、体調不良を訴えている人はおらず、15人が検疫指定の宿泊施設や県外の宿泊療養施設、9人が県内の宿泊療養施設に入所し、残る9人は自宅で待機しているという。