ファイザー製ワクチン288回分を廃棄 四日市市の医療機関で

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   四日市市は11月26日、新型コロナワクチン接種について、市内の協力医療機関でワクチン288回分が廃棄されたと発表した。

 発表によると、11月24日に同市内の協力医療機関から「10月26日に市から受領したファイザー社製新型コロナワクチン288回接種分について、ファイザー社が規定する冷凍保存が可能な期限を超えて、冷凍保存していた」という報告が電話であったという。市から受領したワクチンを冷凍庫にて保存、接種日に解凍して使用していたが、これまでは毎週接種を行う機会があったものの、接種希望者の減少により、前回の接種日から間隔が空き、冷凍保存の期限について誤解をしてしまったという。

 ワクチンについては、全て未使用であり、市職員が全て回収し適切に廃棄したという。冷凍状態の新型コロナワクチンの冷凍庫(マイナス25~マイナス15度に設定)における保存期限は、最長14日となっている。