四日市市はこのほど、身近な公園や市内の魅力的な場所を掲載し、楽しみながら健康づくりをしてもらおうと発行している健康情報冊子「ARUKU」の動画版を作成した。11月24日午後1時から、四日市市の公式ユーチューブチャンネルで公開している。【ARUKUの動画版について説明する森市長=四日市市諏訪町で】
動画は市街地、南部丘陵公園、垂坂・羽津山緑地、中央緑地、チェックパターンエクサイサイズ、PR版の計6本。PR版は15秒ほどで、あとの5本はそれぞれ3分ほどの動画となっている。森智広市長は記者会見で「歩くというテーマをどんどん広めて、市民の皆様の健康に取り組んでいきたい」などと説明。
チェックパターンエクササイズは今年8月に中央緑地の路面に設置されたものを用いたもの。専門家の助言を受けながら、四日市市内で健康づくりのボランティア活動をしている「ステキ健康サポーターの会」(会員数102人)や四日市市に拠点を置く三重女子ラグビーチームPEARLS(パールズ)や市民が動画に出演している。市の健康づくり課の担当者は「楽しみながら健康づくりをする助けになれば」と話していた。
動画は四日市の公式ユーチューブチャンネル(https://www.youtube.com/user/yokkaichikouhou)から見ること出来る。同市では2018年11月に「ARUKU」、2021年2月には「ARUKU vol.2」を作成し、市内の事業所や店舗などで配布。累計部数は5万5000部になるという。