東京2020オリンピックに自転車女子個人ロードレースで出場した金子広美さん(イナーメ信濃山形所属)と、男子マラソンに出場した中村匠吾さんが11月8日、四日市市役所を訪れ、同市の森智広市長と四日市市議会の樋口龍馬副議長に、大会の様子などを話した。【市役所を訪問した金子さん(左から2番目)と中村さん(同3番目)=四日市市役所で】
五輪出場でさらに強く 金子さん
四日市市在住の金子さんは「五輪でのレースまで色々ありましたが、コンディションは良かったです」と振り返る。暑さ対策としてストーブの中で練習するなどしたという。五輪を終え「何かが起きても動じない、精神的な強さが大会前以上になりました。さらに強くなりました」と話す。今後の目標として「来年、全日本が6月にあるので、優勝したい」と闘志を燃やしていた。
次につながるレース出来た 中村さん
四日市市出身の中村さん。「本調子ではなかったけど、サポートを受け、次につながるレースが出来ました」と話した。2019年の代表選考レース「MGC」で優勝し、五輪出場が決まってから、約2年の期間があった。「地元の方の応援をたくさんいただき、本当に励みになりました」と話す。「来年の世界陸上、3年後のパリ五輪を目指していきたい」と話した。
森市長は「市民の皆様に感動をありがとうございました」などと話していた。