四日市市出身で同市の観光大使、津軽三味線ロックユニット「KUNI-KEN」の松永訓明さん(44)が主宰する「倭奏津軽三味線教室」の生徒らは11月13日(土)に四日市市文化会館(安島)で10周年記念「第4回 秋の大演奏会 2021年~WAACS~」を開く。東京五輪の閉会式で民謡を披露した津軽三味線演奏者で民謡家のが特別ゲストとして出演、かねてから交流のあった松永さんと初共演する。【写真・演奏会のPRをする松永さん】
【ゲスト出演する民謡家の松田さん】
今までは「発表会」としていたが、今回は有料の大演奏会とし、出演者はより強い気持ちで臨む。園児から70代までの約30人が出演予定。紹介動画を定期的に配信したり、ポスター設置やチラシの設置に足を運ぶなどPR活動にも取り組んでいる。
五輪で松田さんが歌う姿をテレビで見た松永さんは「やっぱりうまい、すごい」と感動した。コロナ禍で演奏会をするということにさまざまな思いもあったが、「エンターテインメントを届けたい」と生徒らと一緒に情熱を注いできた。客席を半数に制限するなど、感染防止対策のガイドラインに沿って入場人数も決めたそうだ。
松永さんは「本気で楽しんで演奏している姿を見て頂ければ。出演者の思い、そして松田さんの民謡に触れ、元気な気持ちになってほしいです」と熱く語った。
時間は午後2時から。全席自由で、入場料は千円。チケットは同教室(090・6074・5561)、市文化会館窓口、チケットぴあ(Pコード、196-047)で販売している。
(2021年10月9日発行 YOUよっかいち第200号掲載)