三重県内9人感染 病床使用率343日ぶりに10%下回る 新型コロナ

1943

 三重県は10月15日、県内男女9人(四日市市発表分2人含む)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同日時点で県内の確保病床462に対する使用数は40、使用率は8・7%と昨年11月6日以降、343日ぶりに10%を下回った。県内の感染者は延べ1万4734人となった。

 発表によると感染者の市町別内訳は、桑名市3人、津市、四日市市各2人、亀山市、鈴鹿市各1人。県外発表として、伊賀市の10代女子高校生の陽性も判明している。

 桑名市の10代女子小学生と女子高校生は、12日に陽性となった40代パート従業員女性の同居家族。2人とも無症状で12日まで登校していたが、学校関係の濃厚接触者は確認されていない。同市ではこの他に、すでに判明している感染者の濃厚接触者として、50代会社員女性の陽性も分かった。

 鈴鹿市では20代教職員女性が感染。14日まで出勤があり、濃厚接触者として同居家族2人、接触者として職場関係者1人が特定されている。

 県外発表の伊賀市の10代女子高校生は、感染可能期間内に別居親族宅を訪問。7日と12日に自宅を訪れた友人4人、同居家族3人、別居親族1人が濃厚接触者となった。