レスリング世界選手権で藤波さんが優勝 女子53キロ級を制す

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   四日市市在住で西朝明中学出身、県立いなべ総合学園高校レスリング部3年の藤波朱理さんが、ノルウェーで開かれているレスリング世界選手権に出場し、女子53キロ級で優勝した。藤波さんは初出場の世界選手権で初優勝を果たした。【今年1月、天皇杯全日本選手権の優勝報告に四日市市役所を訪れた藤波朱理さん(右から二番目、2021年1月6日撮影)】

四日市市役所では、本庁舎1階ロビーに優勝を讃えるロビーを掲げた。また、市のスポーツ栄誉賞を贈ることも決めた。

 また、同市の森智広市長は「藤波朱理選手の世界選手権での優勝、誠におめでとうございます。固く結ばれた師弟であり親子の絆をもって臨まれ、世界選手権初出場ながら世界の舞台を楽しんでいるかのように躍動し、堂々と戦う姿は頼もしく、速さとタイミングを兼ね備えた武器をもって、大会を通じて無失点・全試合でテクニカルフォールで勝利しての優勝という圧倒的な強さを見せていただき、安心して応援することができました。市民の期待どおり藤波選手が世界一をつかみとってくれたことは、我々に大きな喜びと勇気を与えていただき、大変うれしく思っています。藤波選手が今後さらに活躍されることを、市民とともに引き続き応援してまいります」とコメントを発表した。