【続報】三重県内25人感染 四日市市の老人ホームでクラスター 新型コロナ

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 三重県は9月26日、県内男女25人(四日市市発表分12人含む)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。四日市市では、24日に陽性となった70代男性の検査を進めていたところ、男性が利用していた特別養護老人ホームで新たに7人の感染が判明し、県内111事例目のクラスター(感染者集団)に認定された。県内の感染者は延べ1万4573人となった。

 発表によると、新規感染者の市町別内訳は、四日市市12人、津市5人、名張市、菰野町、鳥羽市各2人、鈴鹿市、県外各1人。県内の入院患者は前日から19人減の115人で、重症者は1人減の7人。病床使用率は22・7%、重症者用は12・7%となっている。

 クラスターが発生した四日市市の特別養護老人ホームでは、40代施設職員女性1人と利用者の70代女性1人、80代男女4人、90代男性1人の感染が新たに分かった。同クラスターでは、検査対象となる52人(職員32人・利用者20人)全ての検査が終了し、陽性8人、陰性43人、判定待ち1人となった。

 名張市では、県外の学校に通う10代男子学生と同居家族の20代医療関係従事者の女性が感染。女性は24日まで出勤があり、職場関係者16人が接触者として特定されていたが、現時点で全て陰性が確認されている。

※9月26日午後5時11分追記