四日市市は、病気両療養中で集団生活に不安がある子どもを保育所などに代わり、一時的に預かる病児保育事業について、利用者の利便性向上を図ろうと、利用予約をインターネットで行うことができる病児保育予約受付システム「あずかるこちゃん」を10月1日から導入する。
市内には現在4つの病児保育室があり、同システムでは4か所の空き状況の確認や利用登録、予約申し込み、キャンセルがスマートフォンやパソコンから24時間可能になる。開室時間内に電話予約や入室時に書類を書く必要がなくなる。【10月1日から導入される病児保育室予約システムの画面】
登録、利用には使用料、手数料は一切かからない。ウェブサイトの閲覧やメッセージの送受信など通信事業者に関わる費用のみかかる。利用方法は「あずかるこちゃん」にアクセスして事前にアカウントを作成し、利用したい病児保育室に名前や連絡先など利用登録ししておく。病児保育室を利用したいときは、インターネットでサイトから利用したい病児保育室へ空き状況を確認後、予約申し込みをする。
予約手続き後、予約が確定すると病児保育室からメールで通知が届き、併設の医療機関を受診。その後、病児保育室に入室という流れになる。
四日市市にある病児保育室はカンガルーム(中部、二宮メディカルクリニック東隣)、チェリーケア(桜花台、桜花台こどもクリニック子育て支援センター2階)、ひばりルーム(西大鐘町、しもの診療所南隣)、シェルーム(泊山崎町、貝沼内科小児科2階)。
問い合わせは市こども未来課TEL059-354-8069へ。