三重県は9月3日、四日市市発表分60人を含む県内男女219人が新型コロナウイルスに感染し、入院していた50代男性と自宅療養の80代男性が死亡したと発表した。重症者は前日より5人増え33人、重症者用病床の使用率は61・1%となり、初の60%超えとなった。県内の感染者は延べ1万3116人、死亡が確認されたのは136人。
発表によると、四日市市以外の市町別内訳は、津市38人、鈴鹿市36人、桑名市21人、松阪市12人、伊賀市、名張市、菰野町、いなべ市各8人、伊勢市4人、亀山市、川越町、東員町、県外各2人、多気町、朝日町、鳥羽市、南伊勢町、明和町、木曽岬町、玉城町、非公表各1人。県内の病床使用率は64・5%。
伊賀市では、10代男子中学生、20代店舗従業員女性、30代福祉施設職員の男性、40代パート従業員女性、50代会社員女性、60代会社員男性2人、80代無職男性が感染。このうち2人が既に判明している感染者の濃厚接触者だった。福祉施設職員の男性は30日まで出勤があり、施設内で接触のあった190人の検査が進められている。
名張市では、20代会社員女性3人、30代会社員男性、40代会社員男性、40代無職男性、40代自営業男性、県外に勤務する40代公務員女性の陽性が判明。このうち20代と30代の会社員女性計3人は、31日に陽性となった20代会社員女性の職場関係者だった。
※9月3日午後6時16分追記