ファイザー社製ワクチン48回分廃棄 四日市市内の医療機関 

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  四日市市は8月27日、同市内の新型コロナワクチン個別接種の受託医療機関で、ファイザー社製のワクチン48回接種分を廃棄する事案があったと発表した。ワクチンを保管していた冷蔵庫の管理不十分による庫内温度の上昇が原因とみられているという。

 発表によると、廃棄のあった医療機関で8月27日に新型コロナワクチンの接種を予定していたことから、市が後日に配送予定だったワクチンを前倒しで午前中に配送するという対応した。同医療機関では、ワクチンの扱いについて、機関内で周知を徹底し、今後がワクチンを取り扱う際は2人で行うなどし、再発防止に受けた体制をとっていくという。

 市では「この度の事案について、同ワクチンの接種事業の実施主体として、市民のみなさまにお詫びするとともに、ワクチンが不足する中、今後、このような事案が起こることがないよう当該クリニックに対し再発防止を徹底するよう指導したほか、個別接種を実施する市内の医療機関等に対して、コロナワクチンの適切な管理について、改めて注意喚起し、貴重なワクチンを廃棄することのないよう努めてまいります」とコメントを発表した。