「4冠」も視野に次の大会へ TOKIWA野球少年団

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   常磐小学校、常磐西小学校の児童らが所属する「TOKIWA野球少年団」が6月から7月に四日市市の霞第二野球場で開かれた「ケンコー杯夏季大会」でトーナメント戦を勝ち上がり優勝した。クーパーズスポーツ杯新人学童野球大会、三泗野球少年団春季大会も優勝した同チーム、優勝報告や9月にある「ろうきん杯 第23回三重県学童軟式野球大会」への出場を前に、四日市市役所へ森智広市長、四日市市議会の樋口龍馬副議長を表敬訪問し、日頃の活動の様子などを話した。【優勝旗を手に今後の大会へ向け意気込む選手ら=四日市市役所で】

 表敬訪問したのは、チームの6年生メンバー7人。萩原悠葵君、福嶋亮祐君、清水颯眞君、佐藤颯汰君、伊藤遼君、黒川宙大君、市川裕二郎君は昨年、5年生の時から中心選手として奮闘、相手チームが6年生が多い中で、経験を積み、今春から好成績を収めてきた。

 ただ、新型コロナウイルスの影響で、三重代表として出場が決まっていた「第28回西日本学童軟式野球大会」が中止に。それでも、前を向き夏季大会を制した。

 チームは常磐小学校、赤堀グラウンドなどで練習に励む。現在、部員数は37人。チームのスローガンは「あいさつしよう!声を出そう!ボールを怖がるな」で、「大好きな野球を楽しんでやる、常に感謝の気持ちを持ってプレーすることを大切にしているそうだ。

 表敬訪問では、一人ずつが元気に自己紹介をした。9月の大会へ向け、主将の萩原君は「1位を目指します」と力強く話し、副主将の福嶋君は「仲間を信じてプレーする」と気合十分。9月の大会では、学童軟式野球マクドナルドトーナメントで負けた熊野市の有馬クラブに勝つこともチームの目標のひとつ。今年のチームとして4つ目の優勝を手にし、チーム史上初の「4冠」も視野に入れる。

 森市長は「ぜひ、優勝してほしい」と激励。選手らは「誰かがミスをしてもカバーできるチームワークがあります」「前に負けたチームに勝って優勝」などとチームの強みや大会への意気込みを話すなど闘志を燃やしていた。