【続報】三重県内73人の感染確認 過去4番目の多さ 新型コロナ

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 三重県は8月8日、県内で10歳未満から90代までの男女73人(四日市市発表分16人含む)の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。1日の感染者数としては今月4日の74人に次いで過去4番目で、県内の感染者は延べ6282人に。職員・利用者3人の感染が確認されていた津市内のスポーツ教室(屋内)では、新たに利用者2人が検査で陽性と確認され、県内92例目のクラスター(感染者集団)に認定された。

 発表によると、感染者の市町別内訳は、鈴鹿市18人、四日市市16人、津市11人、伊勢市7人、亀山市6人、桑名市・菰野町が各3人、松阪市2人、いなべ・尾鷲市と木曽岬・東員・川越・明和町、県外が各1人。県内の確保病床436に対する使用数は208で、使用率は47・7%。うち重症者用は、確保病床50に対し使用数は前日より2人増えて8、使用率は16%となっている。

 クラスターが発生した津市内のスポーツ教室では、4日に20代男性職員、6日に利用者の男子小学生2人の陽性が確認され、新たに女児2人(未就学、小学生)が陽性と判明した。検査対象者は職員13人と利用者41人で、陰性が確認されたのは3人。残る46人は10日以降に検査を受ける予定だという。

 伊勢市の90代女性と30代女性(福祉施設職員)は、県外在住で7月31日から県内を訪れていた男児(10歳未満)の別居親族。6日に陽性が判明した同市の40代男性の接触者調査では、同居家族の男子小学生と女子高校生も陽性と判明した。

 陽性者と接触があった明和町の男子中学生は、クラブ活動などで8月5日まで登校しており、学校関係ではクラブ活動関係の16人が濃厚接触者、2人が接触者として特定されている。

※8月8日午後5時10分追記