小中学生ら11人の感染確認 新型コロナ 四日市市

 四日市市は8月7日、市内で10代から50代の男女11人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。このうち陽性者との接触が確認されたのは4人で、県外訪問歴のある女子中学生は学校関係者28人が濃厚接触者となっている。市内の感染者は延べ1398人となった。

 発表によると、女子中学生は7月31日に家族と県外の店舗を利用し、同27日から8月5日までの間に学校のクラブ活動や習い事に参加した他、2日には友人と市外の店舗を利用、5日には市外の親戚宅を訪問していた。学校関係以外の濃厚接触者は同居家族3人、親族2人、友人2人。

 県外訪問歴や陽性者との接触が無い10代の女子小学生は、同居家族3人の他、2、3日に自宅を訪問した友人1人が濃厚接触者となっている。学校関係の接触者は確認されていない。

 7月20日から31日まで仕事で県外を訪問していた40代男性(自営業)は同居家族2人と職場関係者3人、7月23日から8月1日の間に県外の施設・店舗を利用した40代女性(無職)は同居家族4人と親族8人が濃厚接触者として特定されている。

 陽性者と食事をともにした10代の男子大学生は同居家族5人と親族4人、友人1人、7月31日と8月2、3日に県外訪問歴のある20代男性(会社員)は同居家族ら6人が濃厚接触者となっている。

 市内の8月1日から7日まで1週間の感染者は計118人で、前週比増加率は182%、人口10万人当たりの感染者数は38・1人で、国の指標で「ステージⅣ」に相当する「感染爆発段階」となっている。

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