四日市市で11人の感染確認 小学生、介護施設職員も 新型コロナ

 四日市市は7月30日、小学生3人など10歳未満から60代までの男女11人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。市内の感染者は延べ1274人、県内では同5696人となった。

 発表によると、市内の介護施設に勤務する30代女性は、19から21、23、24、26日に出勤しており、15日には友人らと飲食をともにしていた。判明している濃厚接触者は同居家族6人、友人13人で、勤務先の施設職員・利用者らの接触者調査が進められている。

 同居家族の30代女性(パート従業員)と10代の女子小学生は、22日に家族で県外の娯楽施設を利用していた。女性の濃厚接触者は同居家族3人、女子小学生は友人2人と友人の家族1人が濃厚接触者となっている。

 陽性者の同居家族で感染が確認された10代の女子小学生は、25日に受けた検査では陰性だったが、28日に発熱やのどの痛みなどの症状が現れたため、29日に再度検査を受け、陽性と判明した。新たな接触者は確認されていない。

 陽性者の同居家族の小学生男児(10歳未満)は、21日から25日にかけて参加した習い事(屋外)の関係者4人が濃厚接触者として特定されている。

 同市内の感染状況は、7月24日から同30日までの1週間で計60人、前週比増加率は162%、人口10万人当たりの感染者数は19・4人で、国の指標で「ステージⅢ」(感染急増段階)が続いている。

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