三重県は7月28日、男女37人(四日市市発表分含む)の新型コロナウイルス感染が県内で確認されたと発表した。37人の感染確認は、5月29日以来60日ぶりの多さ。県内の感染者は延べ5651人となった。
発表によると、37人の居住地別内訳は、松阪市11人、四日市・津・鈴鹿市6人、亀山・名張・伊勢市2人、伊賀・熊野市1人。
名張市の10代小学生男児は県外で感染が判明した別居家族の濃厚接触者。屋外スポーツの習い事関係者17人の検査を進める。30代会社員男性は22日に陽性が判明した同市の男性の職場同僚。同居家族2人と同僚9人の検査を進める。
伊勢市では40代会社役員の感染が判明し、職場関係の濃厚接触者として検査した松阪市の40代会社員男性の陽性も判明。松阪市の男性の同居家族の男子中学生と男子高校生、パート従業員女性の感染も判明した。
鈴鹿市では20日に陽性が判明した男性の同居家族で、小学生女児、女子中学生、女子学生の感染が判明した。
28日午前9時現在の県内の確保病床436に対する使用数は111で、使用率は25・5%。うち重症者用は確保病床50に対し使用数5、使用率は10%。
※7月28日午後6時追記