SNSに投稿OK! ミュシャの軌跡と世界観 四日市市立博物館で特別展

3103

  19世紀末のヨーロッパを中心に流行した芸術様式「アール・ヌーヴォー」を代表する画家・デザイナーのアルフォンス・ミュシャが手掛けたポスターや商品パッケージ、切手や紙幣のデザインなどを紹介する特別展「ミュシャ ~アール・ヌーヴォーの華~」が7月3日から、四日市市立博物館(安島)の4階展示室で始まった。会場内の作品は全て撮影可能で、SNSに投稿することも出来る。【会場に展示されているミュシャの「黄道十二宮 ラ・プリュム誌のカレンダー」(1896年OZAWAコレクション)=四日市市立博物館で】

 会場の展示構成は、第1章から第7章という流れ。「くらしを彩る装飾パネル」や「パリ時代の魅力的な商業ポスター」などのテーマで作品を展示している。展示作品数は約500点。ミュシャの幅広い活動の軌跡と世界観を知ることができる。

 また、会期中は展示作品の写真を撮ってSNS投稿するキャンペーン「わたしの推しミュシャ」も実施。ハッシュタグ「#ミュシャ展」「#四日市市立博物館」、「#そらんぽ四日市」をつけ、フェイスブック、インスタグラム、ツイッターなどに投稿し、画面を、同館1階のミュージアムショップで提示すると、ミュシャ特製コースターが1人1日1回限りもらえる。

 開催期間は9月5日(日)まで。入場料は一般1100円、高・大学生500円、中学生以下無料。開場時間は午前9時半から午後5時で、入場は午後4時半まで。月曜休館で祝日の場合は翌平日。ただし、8月16日(月)は開館。問い合わせは同館TEL059-355-2700へ。