三重県内11人感染 新型コロナ

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 三重県は6月24日、県内11人(四日市市発表分1人を含む)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者は延べ5216人となった。

 発表によると、感染者の市町別内訳は、伊賀市が3人、志摩市と鈴鹿市が各2人、御浜町、伊勢市、松阪市、四日市市で1人ずつ。24日午前9時現在、県内の確保病床435に対する使用数は57、使用率は13・8%。うち重症者用は確保病床57に対し使用数3、使用率は5・3%となっている。

 伊賀市で感染した3人は、22日に陽性となった20代会社員女性の濃厚接触者と接触者。職場同僚の20代男性は22日まで出勤。職場関係者10人が接触者として特定され、20日と21日に会話をしていた別居親族2人がそれぞれ濃厚接触者と接触者になった。同居家族の20代男性は、12日から19日に別居親族宅に滞在しており、親族3人が濃厚接触者となった。同じく同居家族の40代女性は22日まで出勤があり、職場関係の接触者15人と濃厚接触者の別居親族2人を調査中。

 鈴鹿市の50代介護施設職員の女性は、無症状だが22日に施設で実施された社会的検査で陽性が判明した。19日まで出勤があり、施設関係者19人(職員4人、入所者15人)が濃厚接触者となった。

 松阪市の40代パート従業員の男性は22日まで出勤。濃厚接触者の同居家族4人と接触者の職場関係者20人が特定されている。