四日市メリノール学院(四日市市平尾町)と四日市市は6月10日、災害時における指定避難場所、指定緊急避難場所の指定に関する協定の締結をした。締結式が同日に四日市市役所であり、同市の森智広市長と同学院の伊藤春樹理事長が出席した。【それぞれの署名をした締結書を手にする森市長と伊藤理事長=四日市市役所で】
覚書には、地震や風水害などの災害が発生した場合、または発生するおそれのある場合に、学校施設を指定避難場所、指定緊急避難場所として活用することで、被災住民の避難場所を確保する目的がある。締結式では、森市長と伊藤理事長が書面にそれぞれの署名をした。
「全国で大規模な災害が発生する中、避難場所として協力をいただくこと、誠にありがとうございます。新型コロナの対策として、より多くの避難所が求められる状況であり、四日市の防災力も上がります」と森市長。同学院の伊藤理事長は「いつも市民の方に支えられています。少しでもお役に立てれば」と話していた。