四日市市は6月3日、未就学児の女児を含む男女4人が新たに新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。同市内の感染者数は延べ1077人、三重県内は延べ4962人となった。
30代の会社員男性は市内の製造業に勤務。5月31日にせきの症状が出現、6月1日に検体を採取し検査の結果、感染が確認された。男性は5月23日に友人と岐阜県を訪問していた。家族2人が濃厚接触者に特定されている。
40代の市内でサービス業に従事する会社員男性は5月27、29日に仕事で名古屋市を訪問。同29、30日と6月1日には同市内の親族宅を訪問していた。男性は6月1日に微熱、せき、全身倦怠感、関節筋肉痛の症状が出現、2日に検体を採取し、検査の結果、新型コロナへの感染が判明した。家族2人と親族1人が濃厚接触者に、職場と仕事の関係で6人が接触者に特定されている。
また、20代女性と未就学の女児の親子にも感染が確認された。
市内の感染者状況は、5月28日から6月3日の1週間で68人、前週比増加率は105%。人口10万人当たりの新規陽性者数は21.9人で、国の指標で感染急増段階の「ステージⅢ」に相当している。