四日市市は6月1日、同市内の高校生を含む10代から50代の男女9人が新たに新型コロナに感染していることが判明したと発表した。同市内の感染者は延べ1065人、三重県内は延べ4922人となった。
発表によると、10代の男子大学生は愛知県の大学に通う。5月28日にのどの痛みがあり、同31日に検体を採取し感染が確認された。家族2人と友人1人が濃厚接触者に特定されているという。
また、市内の高校に通う女子高校生は5月29日にせきの症状があり、5月31日に検体を採取し、検査の結果、感染が判明した。県外訪問歴はなく、学校関係者8人が濃厚接触者に、71人が接触者に特定されている。
市内の感染者状況は、5月26日から6月1日の1週間で70人、前週比増加率は101%。人口10万人当たりの新規陽性者数は22.6人で、国の指標で感染急増段階の「ステージⅢ」相当している。