四日市市は5月29日、市内に住む10歳未満から60代の男女18人の新型コロナウイルス感染が判明したと発表した。同市内の感染者は延べ1038人、三重県内は延べ4854人となった。
同市保健所によると、18人中10人の詳しい感染経路がわかっていない。60代女性保育士は、同居家族3人の他、勤務先の市内の保育園の園児や他の職員計約50人の検査を進める。
25日に陽性が判明した20代女性の接触者調査では、23日に女性宅で開かれた集まりに参加していた10代友人女性3人の感染が判明した。
26日に陽性が判明した市内の保育園に通う男児の接触者調査では、新たに男児1人の感染が判明した。
市内の感染者状況は、23日から29日の1週間で67人、前週比増加率は83%。人口10万人当たりの新規陽性者数は21・6人で、国の指標で感染急増段階の「ステージⅢ」相当。