四日市市は5月27日、同市内に住む園児から70代の男女5人が新たに新型コロナに感染していることが判明したと発表した。同市内の感染者は延べ1010人、三重県内は延べ4780人となった。
発表によると40代会社員男性、20代の女性、10歳未満の女子小学生は5月25日に感染が発表された40代女性の家族で、濃厚接触者として検査を受け感染が分かった。女子小学生が通う小学校では、学校関係者27人が接触者に特定されている。
市内の保育施設に通う男子園児は5月26日に発表のあった70代男性の親族。濃厚接触者として検査を受け、感染が分かった。男子園児は無症状で、5月17日から21日に登園、濃厚接触者に園関係者34人、接触者に園関係者18人が特定されている。
市内の感染者状況は、5月21日から同27日の1週間で65人、前週比増加率は76%。人口10万人当たりの新規陽性者数は21.0人で、国の指標で感染急増段階の「ステージⅢ」相当している。