四日市市三栄町にある「さをり織り」の教室OLIVERの生徒とスタッフによる展示即売会「織」が、明日から月待菴(同市大宮町)で開催される。5日まで。入場無料。
さをり織りは「感性に任せて自由に織る」ことを重視しており、鮮やかな色の組み合わせが特徴。会場にはマフラーやチュニックなどの洋服、バッグ、ポーチといった小物など35人が出品した約250点が並んでいる。
独創的な色使いの作品の奥には「モノトーン集合」と題したコーナーがあり、落ち着いた空間を作っている。また、生徒全員が45㎝ずつ織ったタペストリー「全員タペ」は、個性とさをり織りの多彩さを楽しめる。
▲廊下に飾られた「全員タペ」。さをり織りの遊び心が感じられる
同教室では毎年この時期に作品展を開催していたが、昨年は新型コロナの影響で直前で中止に。落胆した生徒も多く、今年は人数制限や手指消毒など感染対策を取って開催の運びとなった。
教室のスタッフは「昨年お披露目出来なかったため、今年は例年より熱量が高い。色々制限はあるが力作を是非見ていただきたい。思いのこもった作品名にも注目して」と話した。
「織」第6回OLIVER展
期 間:5月1日~5日 午前10時から午後4時まで(最終日は同3時まで)
場 所:月待菴(四日市市大宮町12-1)
問合せ:090-3252-6523(会期中のみ)
備 考:来場者は氏名の記入、手指消毒、マスク着用、検温を要請するほか、
一度に会場に入る人数を制限する。