四日市市で23人感染確認 80代男性死亡 施設クラスターで9人

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 四日市市は4月27日、市内の10代から60代の男女23人の新型コロナウイルス感染が確認され、県内の医療機関に入院していた80代男性1人が死亡したと発表した。福祉施設でのクラスター(感染者集団)では新たに職員2人を含む9人の感染が判明。感染者は市内で延べ669人、県内では同3581人、死者は市内で10人、県内で78人。市内の1日の感染者としては今月23日の32人に次ぐ人数(22日発表分も23人)となった。

 発表によると、社会福祉法人「聖母の家」が運営する障がい児福祉施設では、50代の女性職員2人、30代から50代の入所者女性7人の計9人の感染を確認。いずれも最初に受けた検査では陰性だったが、症状が現れてきたため再度検査を受け陽性に。これまでに職員・入所者合わせ25人の感染が確認されており、感染者は計34人となった。

 20日に陽性が判明した男子大学生の接触者として検査を受けていた10代の男子大学生2人も陽性が判明。市内の公立小学校に勤務する教職員の60代男性は、家族2人が濃厚接触者、学校関係者46人が接触者に特定され、当該校は27日が臨時休業となっている。

 19日に県外訪問歴がある20代の会社員男性は、24日に自宅で5人程度の食事会、25日には市内の飲食店で家族や友人計16人で飲食をしており、家族7人と友人18人が濃厚接触者となっている。