四日市で国体の「炬火」採火イベント マイギリで火起こす

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   今秋、三重県内で開催される「三重とこわか国体・三重とこわか大会」に向けて、オリンピックの聖火に当たり、大会のシンボルとなる「炬火(きょか)」の採火イベントが4月18日、イオンモール四日市北(四日市市富州原町)のレンガ棟前を会場に開かれた。【マイギリで起こした火を見守る参加者ら=四日市市富州原町で】

 「つながれ よっかいちの火」をテーマに開かれた同イベント。はじめに、同大会の四日市市実行委員会の会長を務める同市の森智広市長が「大会に向け最初の採火イベント、盛り上げていきましょう」などとあいさつ。会場では先着順で参加者を受け付け、4人ずつがマイギリを使って火起こしをした。

 オープニングの後、参加者とともに森市長もマイギリを使って火起こしに挑戦。煙が出て、採火用の入れ物の中で火が起こると、周囲から拍手が起こった。四日市のマスコットキャラクター「こにゅうどうくん」も登場し、会場を盛り上げた。

 同実行員会では、炬火イベント採火式の2回目を5月から6月の間に、3回目は7月から8月の間に実施予定で、各回で採火した火は、8月13日に集火式をして「四日市市の火」とされるという。県内各市町で起こされた火は、総合開会式で一つに集まり、大会の炬火となる。