四日市市は4月15日、市内に住む男女5人が新型コロナに感染していることが判明したと発表した。市内の感染者は延べ496人、三重県内では延べ3068人となった。
発表によると、30代の自営業の男性は4月10日にせき、鼻汁、鼻閉、頭痛や関節筋肉痛が出現。11日には40度の発熱があり、12日に市内の医療機関を受診し検体を採取。14日に感染が判明した。男性は4月8日から11日、愛知県豊橋へ出張していた。現時点で特定されている濃厚接触者、接触者はいない。
愛知県の大学に通う20代女子学生は4月12日に味覚、嗅覚障がいが出現。市内の医療期間で検体を採取し、14日に感染が確認された。4月5日から10日、12日に登校し、3、10日はアルバイトへ、同8日には友人と市外で食事していた。家族3人と友人1人が濃厚接触者に特定されている。
県内の大学に通う20代男子学生は4月10日に熱感、せきの症状が出現。同12日に解熱しせきも消失したが市内の医療機関で検体を採取。検査の結果、14日に陽性が判明した。同居人2人が濃厚接触者に特定されている。
80代の女性は4月12日に38度2の発熱、倦怠感、下痢が出現。13日に市内の医療機関を受診し検体を採取。14日にせき、のどの痛みが出現、検査の結果、感染が確認された。女性は4月5、8日に介護施設を利用。10日には親族が住居を訪問していた。親族2人が濃厚接触者に特定されている。
50代の女性は四日市市内の介護施設に勤務。4月12日にのどの痛みが出現、13日に市内の医療機関を受診、14日には別の医療機関を受診し検体を採取、検査の結果、感染が判明した。女性は4月2、3日に家族の用事で岐阜県に外出。7日には習い事に参加し、11日には地域の行事に参加していた。4月8日から10日、13日は出勤していて、家族3人が濃厚接触者に、友人1人と介護施設関係者が31人が接触者に特定されている。