新型コロナウイルスの影響による国の経済対策として「事業再構築補助金」の公募が3月26日から始まった。四日市市内の事業者に広く利用してもらうことができるようにと四日市市、三重県産業支援センター、四日市商工会議所は4月14日、同所1階の会議所ホールで、中小企業庁の技術・経営革新課長の横田純一氏を講師に招いた説明会を開いた。【事業再構築補助金の注意事項などを説明する横田課長=四日市市諏訪町で】
会場には市内の事業者らが集まり、説明を聞いた。申請方法や支払いなどの流れを説明したあと、事業再構築補助金の事業計画策定に向けた注意事項などを説明。分かりやすい資料を作ることの重要性などについて横田課長から話があった。
申請の受付は明日4月15日から。事業再構築補助金の応募締め切りは4月30日(金)午後6時となっている。同補助金は新分野展開や業態転換、事業・業種転換などの取り組みなどを目指す企業団体が対象で、補助金額は申請区分によりことなるが100万円から1億円となっている。売り上げが申請前の直近6か月間のうち、任意の3か月の合計売上高が2019年、または2020年1月から3月の同3か月の合計売上高と比較して10パーセント以上減少していることなどが申請の要件となっている。
現在は、コールセンターへの問い合わせが非常に多く、電話が繋がりにくい状況が続いているという。詳細や要項などは、専用サイト(https://jigyou-saikouchiku.jp/)で見ることができる。また、四日市市では、国の「事業再構築補助金」に上乗せして、支援する制度を行うという。