四日市市は4月14日、同市内に住む20代から60代の男女6人が新型コロナに感染していることが判明したと発表した。同市内の感染者は延べ491人、三重県内は延べ3040人となった。
60代のパート従業員の女性は4月8日にせき、関節筋肉痛、悪寒が出現。9日には悪寒は消えたが、10日にのどの痛みが出現、12日には全身に倦怠感が出るなどしていた。女性は4月11日に友人と市内で食事をしていて、友人8人と家族2人が濃厚接触者に特定されている。
50代男性は市内の物流業に勤務。4月9日に全身倦怠感があり、10日には38度の発熱、頭痛、のどの痛み、関節筋肉などが出現。11日に市内の医療機関を受診、12日には解熱したが、市内の別の医療機関で検体を採取し、検査の結果、感染が確認された。職場関係者3人が濃厚接触者に特定されている。
20代の名古屋市内の専門学校に通う男性は、4月10日に37度7の発熱、せき、頭痛が出現。市内の医療機関を受診した。11日には鼻閉や鼻汁、のどの痛みが出現。12日に別の医療機関で検体を採取し感染が確認された。同居人2人が濃厚接触者に特定されている。
20代のアルバイトの男性は市内の企業で荷物の仕分け作業などを担当。12日に熱感やせき、のどの痛みなどがあった。13日には頭痛が出現し、市内医療機関で検体を採取。検査の結果感染が確認され、同居人2人が濃厚接触者に特定されている。
30代の市内建設業の男性は、4月10、11日に県外を訪問。11日にのどの痛み、12日には全身倦怠感が出るなどしていた。家族2人が濃厚接触者に特定されている。
市内で物流業で働く30代の男性は4月12日に37度7の発熱、頭痛が出現。13日に市内の医療機関を受診し検体を採取。新型コロナへの感染が確認された。
四日市市保健所によると、発表のあった6人は現時点では、感染経路が不明だという。