四日市市は3月26日、新たに20代から30代の男女6人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。6人のうち4人は、3月23日に感染が確認された20代のアルバイト女性の接触者として検査を受けた職場関係者らで、市外在住者でも感染者が確認されているそうで、市内5例目のクラスター（感染者集団）が発生したとみられている。同市内の感染者は延べ357人、三重県内では2675人となった。
発表によると、複数のアルバイト従業員らの感染が確認されたのは市内の飲食店「ユアー」で、3月24日検査を受け、20、30代の男女4人が同25日に感染が確認されたという。38度の発熱やせきの症状がある人もいて、家族や店舗関係者が濃厚接触者や接触者に特定されている。
四日市市保健所では3月18日から同22日に、飲食店「ユアー」を利用した人で、発熱など体調に不安のある人は同保健所（TEL059-352-0595）まで連絡するよう呼び掛けている。
四日市では市内の建設業と製造業に勤める20代の会社員男性2人の感染も確認された。
