三重県内8人感染 変異株の新規感染は無し 新型コロナ

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 三重県は3月18日、県内で8人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。県内の感染者は延べ2626人となった。また、新たな変異株ウイルス感染者の発表は無かった。

 発表によると、四日市市では、市内の高校に通う男子生徒の感染を確認。12日に悪寒や頭痛、17日には39度台の発熱やせきの症状があり、現在も38度台の発熱などが継続。10日以降は登校し、クラブ活動にも参加していた。濃厚接触者は家族親族計4人、学校関係者72人となっている。また、市内の建設業に勤務する50代の会社員男性も感染が判明。確認されている濃厚接触者は友人や職場関係者ら6人、接触者は4人。

 津市の県立一志病院(白山町南家城)では、入院していた同市の90代男性と、勤務する50代の女性看護師(伊勢市)の感染を確認。男性は40度台の発熱などがあった10日に同病院へ入院し、16日まで39度台の発熱などが続いた。女性看護師の感染が確認された17日の検査で陽性と確認された。他の入院患者45人と職員83人は陰性だった。

 津市では他に、10歳未満の男子小学生の感染を確認。16日に感染がわかった40代女性の同居家族で、特定されている接触者・濃厚接触者は学校関係者ら計28人。この他、鈴鹿市の40代男性(無職)、松阪市の20代男性(同)、県外訪問歴のある志摩市の10代女性(同)も検査で陽性と確認された。