四日市市を拠点にする女子ラグビーチーム「PEARLS(パールズ)」がこのほど、15人制で試合が行われた「第7回全国女子ラグビーフットボール選手権」で優勝した。選手とチーム関係者らは3月10日、四日市市役所を訪れ、同市の森智広市長と四日市市議会の早川新平議長に優勝報告をし、今後の抱負などを話した。【優勝カップを手にする齋藤選手(右から3番目)と山本選手とチーム関係者ら=四日市市役所で】
大会は2月21日に愛知県名古屋市の「パロマ瑞穂ラグビー場」で開催され、関西代表としてPEARLS」、関東代表は「Morning Bears」が出場。新型コロナの影響で1試合のみが行われ、41対10で快勝したパールズが優勝した。今シーズンは大会などが中止となり、最初で最後の試合となったが、見事な試合をみせた。
普段は7人制が中心だが、15人制でも強さを発揮。遠征に行けない中でも、地元の男子高校生チームを相手に練習試合をするなど大会へ向け、力を着けていた。「コロナ禍での優勝、本当におめでとうございます」と森市長。報告に訪れた齋藤聖奈選手は「15人制で優勝できたことは本当にうれしいです」と話し、山本実選手は「この大会を糧にチームとして成長していけたら」と力強く話していた。