三重県と四日市市は1月3日、県内で13人の新型コロナウイルス陽性が確認されたと発表した。同市では入院していた80代男性1人が2日に死亡し、県内の死者は19人、感染者は延べ1312人となった。
県によると、13人の内訳は、桑名市5人、いなべ市4人、伊勢市2人、四日市市1人、県外(埼玉県)1人。12月31日に陽性が判明した、いなべ市の20代会社員男性の接触者調査では、新たに友人4人(いなべ市20代男性、同30代男性、桑名市40代男性、同50代女性)、同居家族2人(50代男性、10代小学生女児)の陽性が確認された。小学校が冬休み中のため、女児の学校関係の接触者はいないとみられる。
四日市市によると、同市で新たに感染が判明した20代の会社員男性は、12月25日まで東京都内で勤務し、26日以降は同市へ戻っていたが、30日以降にせきや38度台の発熱などが現れ、2日に市内の医療機関で検査を受けた結果、陽性と判明した。現在は軽症だといい、特定されている濃厚接触者はいない。また、1日に陽性と判定された中学生の男女2人の接触者調査の結果、生徒・教員ら80人は全員陰性だった。