三重県は12月26日、四日市市や名張市など県内6市1町で計13人が新型コロナウイルス感染症の陽性が確認されたと発表した。県内の感染者は延べ1211人で、一人が死亡し、重症者は1人増え4人になった。
名張市の80代男性は、16日に倦怠感、19日に37度台の発熱があり、23日に医療機関に救急搬送され、25日に陽性が判明、県内の医療機関に入院した。現在も発熱や肺炎の症状がある。県外の訪問歴はなく、感染経路を調査中。濃厚接触者は同居家族、別居家族各1人、接触者は医療機関関係者1人、消防関係者6人。
他の市町では、四日市市は5人。50代の女性会社員、30代の無職女性と未就学の女児2人で、同居家族の感染による濃厚接触者だった。もう1人は40代の自営業男性。津市は50代男性会社員と20代の男子学生の2人。松阪市は60代の自営業女性とその別居家族で濃厚接触者だった50代の無職女性の2人。桑名市は10代の女子学生、伊勢市は20代の福祉施設職員、玉城町は70代の無職女性で各1人。
また、県内での死者は26日に80代男性が亡くなり、計16人になった。