三重県は12月7日、伊賀市の男女7人と桑名市の30代会社員男性が新型コロナウイルスに感染し、さらに桑名市の80代男性1人が死亡したと発表した。県内の感染者数は延べ957人で、県内の死者数は10人となった。
伊賀市の男女7人の内、50代女性と30代男性、20代女性、50代男性の4人は、4日に感染が確認された60代パート従業員の男性の接触者と濃厚接触者。うち3人は同居家族で、2日から5日の間に37度台の発熱などの症状が、それぞれ出現していた。
同市では他に、同居家族の70代公務員の女性と60代自営業の男性が感染。女性は28日からせきや咽頭痛などの症状が続き、5日に検体採取をしたところ、翌日に陽性が判明した。男性は30日から37度台の発熱やせきなどが発生していた。2人とも県外への外出や県外の人との接触歴はなかった。
同市の70代無職男性は、5日に陽性が判明した10歳未満の男子保育園児の別居家族で、自宅を訪れるなど接触があった。
桑名市の30代会社員男性は、2日から38度台の発熱などが発生。男性は名古屋市内に出勤していた。この男性は検査を行った名古屋市の発表事例として数えられている。