四日市市は12月4日、四日市市に住む30代の会社員男性と10代の女子高校生の2人が新型コロナに感染していることが判明したと発表した。市内の感染者は延べ169人、三重県内では延べ907人となった。
発表によると、30代の男性は県内で運送業に勤務。11月27日に38度の発熱、頭痛、味覚と嗅覚異常が出現。市内医療機関Aを28日に受診し、30日にはせきの症状が出現。12月1日に再度医療機関Aを受診後、別の医療機関を受診して検体を採取。翌日には下痢の症状が出現、3日に陽性が分かった。11月15日には家族と一緒に滋賀県を訪問していた。現時点で家族1人が濃厚接触者に特定。現在は、頭痛は消えたものの、せきと味覚・嗅覚障害が継続していて、県内の医療機関に入院調整中だという。
女子高校生は11月18日に感染が確認された桑名市の高校生の濃厚接触者で、同20日に検査をして陰性が判明していたが、同29日に37度の発熱、倦怠感、関節痛、味覚、嗅覚異常が出現。30日はせきの症状もあり、12月1日に市内の医療機関で検体を採取。12月3日には解熱はしたが、検査の結果、陽性が確認された。11月16日から18日は登校、濃厚接触者に特定された時点で、2週間の自宅待機となっていて、健康状態を毎日、保健所へ報告、相談する中で症状が出たため検査を受けたという。現時点で家族6人が濃厚接触者に特定されている。