鈴鹿市で10人など県内25人感染 1人死亡 感染者900人超す

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 三重県は12月3日、県内で21人が新型コロナウイルスに感染し、80代男性1人が死亡したと発表した。死亡者の発表は2日連続で、死者数は9人となった。県雇用経済部職員の感染者は計4人になり、同日の感染者数は四日市市発表分(4人)を含め25人で、延べ905人。

 県によると、鈴鹿市では、飲食店でのクラスター(感染者集団)に関連し、既に陽性が判明している従業員の30代女性と同居する60代女性(自営業)、利用客の60代男性と同居する60代女性(会社員)、90代女性(無職)の3人が無症状ながら陽性に。他にも、11月28日に感染がわかった会社役員の30代男性と同居する30代女性(無職)、未就学の女児の家族2人など、3日発表分では県内最多となる10人の感染が確認された。

 6人の陽性判明が発表された津市では、11月30日に感染が判明した県雇用経済部勤務の50代男性の同僚で、接触者調査を受けていた40代女性と、その同居家族の60代男性(団体職員)、70代女性(無職)が感染。他に、70代女性(無職)、20代女性(学生、通学先は県内)、20代男性(会社員)も感染が確認された。

 松阪市では20代男性(会社員)と、津市の県雇用経済部勤務の男性の同僚として接触者調査を受けていた50代男性の計2人が感染。桑名市では40代男性(会社員)1人、多気町でも20代男性(同)1人が陽性と判明した。伊賀市では、11月中旬に陽性が確認された50代女性、80代男性の同居家族の50代男性(会社員)が感染した。

 また、四日市市が3日に発表していた新規感染者4人について、県警はそのうちの1人が四日市南署に勤務する50代の男性警察官と発表した。