四日市市は12月1日、市内に住む10代の短大生の女性と、10代の介護施設職員女性の2人が新型コロナに感染していることが判明したと発表した。市内の感染者は延べ161人、三重県内では延べ860人となった。
発表によると、短大生の女性は名古屋市内の短期大学校に通い、11月28日にのど違和感が出現、翌日には38度4の発熱と倦怠感があり、同30日に市内の医療機関で抗原検査を受け陽性が確認された。女性は11月23日から27日に登校、同28日には市内の運動施設でアルバイトをし、29日は友人1人と愛知県を訪問。日常的にマスクを着用し、通学時は公共交通機関を利用していた。濃厚接触者は家族3人と友人1人。
介護施設職員の女性は、社会福祉法人風薫会が運営する四日市市塩浜栄町の特別養護老人ホーム「風の路」に勤務。11月27日にのどの痛みがあり、同29日には38度2の発熱、せき、鼻汁と鼻閉、倦怠感が出現。同30日は39度1があり、市内医療機関を受診し、抗原検査の結果、陽性が確認された。11月25日に名古屋市内の娯楽施設を友人2人と利用、26日には出勤し、自宅で友人3人と飲食をした。27日には名古屋市内の外娯楽施設を友人2人と利用し、28、29日は出勤していた。外出時には自家用車を利用し、日常的にマスクを着用していた。現時点では家族1人と友人5人が濃厚接触者に特定されている。また、施設関係者42人に検査を実施するという。