住宅地、公園、畑地の動植物など掲載 「よっかいちの自然」第3集発刊

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 四日市市はこのほど、市内の自然に関心を持ってもらい、環境保全の大切さを伝えていこうと、「冊子よっかいちの自然 第3集 住宅地、公園、畑地」を発刊した。同市では、冊子を活用することで、身近な自然と触れ合う機会が増え、自然の尊さや自然を守る思いを育むきっかけになることを期待している。【発刊された冊子よっかいちの自然 第3集 住宅地、公園、畑地】

 1994年から97年にかけて作成された全4集の冊子のリニューアル版で、第1集「丘陵地や山地の林」、2集「河川・湿地・地質」は発刊済み。自然観察や保護観察に取り組む団体らの綿密な調査に基づき、1045点の写真を使用している。

 住宅地や公園、畑地など普段生活している周りにいる生物の様子がわかり、観察マップなども掲載されている。冊子はA判サイズで96ページで構成。市のホームページ「かんきょう四日市」でも見ることができ、教育機関や図書館などへも閲覧できる。また、市制情報センター(諏訪町)や四日市市立博物館のミュージアムショップでは600円(税込み)で販売している。

 第4集は「海岸・河口」を予定していて、来年発刊されるという。