風呂敷がエコバッグに かさばらず洗いやすい

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 全国のスーパーやコンビニなどでレジ袋有料化が導入され1か月余り。ごみ減量やマイバッグの使い方など、環境について考えるきっかけにもなっているが、三重県環境学習情報センター(四日市市桜町)では、風呂敷を使ってエコバッグを作るなどの出前講座を開いている。【風呂敷バッグを手にするセンター職員=四日市市桜町で】

 同センターの環境学習推進員によれば、風呂敷は、畳んでかばんに入れてもかさばらず、汚れても簡単に洗えてすぐ乾くため、「衛生面でエコバッグより優れているのではないか」という。新しく自分好みの風呂敷を買うのもいいが、「家で眠っている風呂敷をぜひ探してみて」と話している。

作り方

①風呂敷を中表になるように置き、三角に折る

②三角形の底辺の両端をそれぞれ結ぶ。結び目から出る手の部分は、こぶし2個分ほどとるとほどけにくく、形も奇麗になる

③袋状になった風呂敷を裏表が逆になるようにひっくり返し、色柄のある側を外側にする

④上になる風呂敷の端を結ぶ。縦結びになると解けやすいので注意する

 問い合わせは同センターTEL059-329-2000まで。

(2020年10月10日発行 YOUよっかいち第188号掲載)