「四日市市交通死亡事故多発警報」が発令

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9月で昨年の2倍の発生件数

 四日市市交通安全協議会(会長 森智広市長)は10月1日、9月の1か月間で3件3人の交通死亡事故が発生したことや、昨年1年間で5件の交通死亡事故があったことと比較し、今年はすでに2倍にあたる10件が発生しているという深刻な状況にあることから、「四日市市交通死亡事故多発警報」を発令した。期間は10月31日まで。

 今後の交通死亡事故の発生に歯止めをかけるために発令するもので、期間中は市庁舎などののぼり旗を掲出。道路情報板による警報発令の周知や市広報車による広報啓発、横断歩道などで交通安全指導、市内大型店舗店内での交通安全放送の実施などをし、市民への啓発に力を入れる。

 市内の3警察署における交通指導取締り、パトロールなどの強化をする。市では「夜間の外出は反射材の着用」「道路を横断するときは、確実な安全確認」「運転は、スピードを落として思いやり運転」「横断歩道は歩行者優先」などを重点的に呼び掛けている。