県内の感染者500人超す 伊勢、志摩、鈴鹿で計7人感染

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 三重県は9月28日、伊勢市や志摩市などで10歳未満から40代の男女7人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。うち5人はすでに判明している患者の濃厚接触者だった。県内の感染者は500人を超え、延べ502人目となった。

 県によると、志摩市の20代女性と10歳未満男子の2人は、感染者集団(クラスター)が発生した松阪市内の自動車販売店に勤務する30代会社員男性の同居家族。濃厚接触者として26日に検体採取し翌日に陽性が判明した。伊勢市の3人は男性の別居親族で21日に自宅を訪れていた。1人は全身倦怠感の症状があり、他2人は無症状。

 伊勢市の40代会社役員の男性は、19日夜に40度台の発熱、咳、頭痛が発生。県外への移動はなく、県外の人との接触歴は調査中。

 鈴鹿市の10代会社員男性は、15日から17日までの間、友人と職場関係者計7人と接触があり、県内の観光地や飲食店、遊戯施設などを利用していた。