四日市市は9月25日、市内に住む会社員の20代女性が、新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。愛知県で感染が確認された人の行動調査結果から、接触者としてPCR検査を実施した結果、判明した。市内の感染者は延べ86人、三重県内は延べ485人となった。
発表によると、女性は9月17日に微熱があり、同19日は解熱したが、せきや頭痛が出現。21日には頭痛は改善し鼻汁や咽頭痛の症状が出た。23日に市内医療機関を受診し検体を採取、翌日はせき、鼻汁、咽頭痛の症状が継続し、PCR検査の結果、陽性が判明した。現在は、せきと咽頭痛は改善したが、鼻汁が継続し、県内の医療機関に入院している。
女性は名古屋市内でサービス業に従事し、通勤には電車を利用。日常的にマスクを着用していたという。9月13日には会社の県外に住む同僚5人と県外で食事、9月17、18日に出勤し同19日には市内の友人と市内で食事をしていた。20、21日は出勤、22日以降は医療機関の受診以外は外出はなかった。
現時点で特定されている接触者は同居する家族1人と、市内に住む親族2人と友人1人で、その他の接触者については調査を進めているという。