四日市市の南部丘陵公園南ゾーンにある小動物園で飼育されているヤクシカの角切りが9月17日午前にあった。攻撃や闘争でけがをするのを防ぐという安全上の理由で切っていて、毎年行っている。【ナッツの体を抑えながら角切りをする飼育員ら=南部丘陵公園で】
事前の告知を見たり、公園で遊んでいた人らが注目する中、ナッツ(10才)の角切りが公開された。同小動物園の動物の管理を担当する「プチZOO」の飼育員4人がナッツの体を抑えながら、金のこを使って、作業を進めた。途中で激しく動くこともあったが、角2本は約5分ほどで切り終えられた。切った角は来園者に向け、小屋の外側に展示される予定だという。
ヤクシカ舎の周りには親子連れが集まり、スマートフォンなどで角切りの様子を撮影している人もいた。