パブリックコメント募集に約350件の意見 四日市市客引き行為等の防止に関する条例

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 四日市市はこのほど、2020年7月20から8月20日に募集した「四日市市客引き行為等の防止に関する条例の一部改正」に対するパブリックコメントの結果を発表した。集まった意見の提出者数は331人で、意見は353件の提出があり、過去5年の中では昨年度の四日市市総合計画の237件の意見数よりも、意見者数と意見ともに、最も多い件数となった。【条例の周知をする立て看板=四日市市西新地で】

 客引きや客待ち行為に対する意見としては「今年に入り客引き行為が酷くなっている」「自店の目の前で客引き行為をされて迷惑している」などといった意見など303件があった。また、スカウト行為に対しては、「スカウト集団が頻繁に現れるので、通行する女性は怖い思いをしているのではないか」という意見があった。

 取り締まり内容や手法に関してや規制対象となる業種に関する意見もあり、市ではホームページ上で意見に対する市の考え方を掲載している。

 「四日市市客引き行為等の防止に関する条例」は2016年7月1日に施行された。