四日市市は8月21日、市内に住む40代の女性が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。市内では延べ69人目。女性は同18日に感染が確認された男女3人の行動調査結果から、接触者としてPCR検査を受け、陽性が確認されたという。
発表によると、女性は8月9日に、既に感染が確認されている男女4人らを含む友人6人と四日市市内の飲食店で食事。同13日に37・6度の発熱が出現し、翌日も発熱は継続。15日には解熱したが、同18日には味覚と嗅覚に障害が出現。19日に市内の医療機関で検体を採取し、陽性が判明した。現在は症状は無く、県内の医療機関に入院調整中だという。
女性は、外出時には自家用車を利用し、日常的にマスクを着用。8月21日時点で家族3人や、8月9日に市内の飲食店で食事をした際に同席した友人6人らが濃厚接触者として特定されていて、その他の接触者については調査を進めている。